春日大社からの手紙

こんにちは。

整形外科の下田です。

2か月ほど前のことですが、奈良にある春日大社から1通の手紙が届きました。

春日大社といえば、全国に約1000社ある春日神社の総本社で、みなさんも一度は観光で行かれて、鹿にせんべいをあげたことがあるのではないでしょうか?

手紙の全文を紹介します。

 

急啓 此度発生致しました地震による各地の被害が連日報道され、その甚大なる被害に只々驚くばかりでございます。

突然の地震に遭われました事、その心痛は如何ばかりかと拝察致しております。

諸事何かとご苦労が続く事とは存じますが、くれぐれもご自愛くだされます事をお願い申しあげます。

今も尚、各地で余震が続いておりますが、どうか大神様の御加護により一日も早く安心してお過ごし頂けます事をひたすらご祈念申しあげております。

先ずは右、取り急ぎお見舞い申しあげております。

                                  謹白

平成二十八年四月十八日

                    春日大社

                     宮司  花山院 浩匡

 

実は、私は昨年の春に、ここ春日大社に参拝いたしました。

春日大社は式年造替(20年に一度の修復大事業)の直前のようでした。

そこで、ささやかながら寄進を行ない住所・氏名を記帳しました。

おそらく、寄進をされた中で熊本県・大分県の参拝客に、このお見舞状が届けられたのだと思います。

この手紙を読み終わって感激するとともに大変ありがたく感じました。この手紙は、今も大切にしまっています。