冬場の食中毒に注意(その1)

こんにちは!
 
最近めっきり寒くなってきました。寒くなると、夏場に比べて食品の管理が甘くなりがちです。
また、11月から1月にかけては「ノロウイルス食中毒予防強化期間」となっていますので、冬場に注意が必要な食中毒について記事にしたいと思います。
 
<ノロウイルスによる食中毒は>
①食中毒の患者数で第1位
②ノロウイルスの発生は11~2月が多い(約70%)
③感染力が強く、大規模な食中毒になりやすい
というような特徴があります。
 
感染経路は大きく分けて2つで、
<食品からの感染>
①感染した人が調理などをして食品が汚染されている場合
②ウイルスの蓄積した加熱不十分な二枚貝(カキなど)を食べた場合
<人からの感染>
①ノロウイルスに感染した人のふん便やおう吐物からの二次感染
②家庭や施設内での飛沫による感染
があります。
 
主な症状は、吐き気、おう吐、下痢、腹痛、微熱が1~2日続く。感染しても症状のない場合もあります。
体調がおかしいなと思ったときは医療機関を受診しましょう。
 
次回はノロウイルスによる食中毒予防のポイントを記事にします^^
                           (文:栄養課職員)