超音波検査について

こんにちは。

今日は、当院で行っている超音波検査についてお話しします。

 

超音波検査(エコー検査)とは、超音波を体に当ててその反射を映像化することで、体の内部の状態を調べる事のできる検査法です。

 

当院では、頸動脈、心臓、腹部を主に見ています。

腹部の検査をするときは、飲食の制限があります。午前の検査予約の方は朝食を、午後の検査予約の方は昼食を抜いていただきます。お茶、水は少量であれば、飲んでもよいです。コーヒー、牛乳、ジュースは飲めません。

腹部以外の場合は、飲食の制限はありません。膀胱を調べる場合は、排尿を我慢していただくこともあります。

検査時間は、お一人様の1カ所のエコーで30分の時間をいただきます。(場合によってはそれ以上かかることもあります。)エコーそのものは10~20分ですが、心臓のエコーの場合、同時に心電図検査をしたり、その他の場合も、検査の所見を書く時間が必要なためです。個人差もあり、見えやすい人と見えづらい人がいます。

最後に、患者さんから「悪いところは無かったですか?」と聞かれることが多いのですが、エコーのみで病気のすべてが診断できるわけではありません。他の検査等も総合して最終的な医師の診断が重要になります。結果については、担当医とよく、ご相談ください。

                       (文:検査技師 Y)