大学病院の実習を担当することになりました。

写真上:CANONの関数電卓(所収) 写真下:挟間町の大分大学医学部・附属病院全景(©大分大学)
写真上:CANONの関数電卓(所収) 写真下:挟間町の大分大学医学部・附属病院全景(©大分大学)

 

こんにちは。

 

今月から、大分大学医学部の病棟実習(臨床薬理学)の指導と講義のために2週間に1度、挟間キャンパスに通うことになりました。担当は薬物動態や高齢者の薬物治療などで、患者さんにどのように薬物治療を進めたらよいかを実際にシミュレーションしてもらっています。3年前に大学を退職して以来の講義になりますが、今回は地域医療を行う医師として医学生に現場の様子も紹介してほしいとのことで、大分の医療方言や回想法など高齢の患者さんにアプローチするコツなども雑談の中で話しています。

 

写真は実習に使用する関数電卓で、学生さんが電卓を忘れたときに貸し出すコレクションです。私には収集癖があって、つい集めてしまいました(^^;)が、こうして並べてみると関数電卓が華やいで見えますね。関数電卓は一般に黒がほとんどですが、写真のようにキャノンの電卓は様々な色があり、特にライトブルーは欧州向けに出荷されているレアなタイプですが、操作性は国内向けと全く同じです。

 

第1回目の実習では、海外からの留学生が見学されたため急きょ英語で行いましたが、医学生は熱心に参加してくれました。英語でも医学の内容に変わりがないので、中身さえ理解していればどの外国人とも有意義にディスカッションできると思います。大学の後輩が頼もしく思えて嬉しかったと同時に、彼らの父世代にあたる自分はもっと精進しなければと思いました。。。

 

                       (文:森本)