地域医療構想について

厚生労働省ホームページより
厚生労働省ホームページより

こんにちは。

医療機関相互の機能分担と業務の連携を推進させ、地域医療構想の達成に向けた取り組みの一つとして「地域医療連携推進法人」といった新たな制度が、いよいよ来年4月に正式スタートしようとしています。

そもそも地域医療連携推進法人とは何か?多くの市民が初めて目にすると思われますが、ざっくりと表現するならば、もともと経営母体が違う医療機関や介護施設が機能分化や連携を一体的に推進する為に作られる新たな仕組みです。

医療ニーズへの適切な対応・切れ目のない医療介護サービスの提供体制の構築・人材の効果的採用・医薬品等の共同購入における経費削減等々、さまざまな目的がそこにはあります。しかしながら、各事業所がこれまで培ってきた歴史や企業内文化の違いがある中で、それぞれの利害や考え方の違いが生じる事は十分に予想され、それでも協調と連携を軸とした生き残り策を探る取り組みが求められる時代です。

                             次回に続く・・・

 

                        (文:事務長 阿南)