大分県緩和ケア研究会での発表

2017年1月28日の第32回大分県緩和ケア研究会で発表したスライドの一部です。
2017年1月28日の第32回大分県緩和ケア研究会で発表したスライドの一部です。

 

こんにちは。1月28日(土)に大分市ホルトホールで行われた第32回大分県緩和ケア研究会で、「緩和ケアの一助となる回想法に有用な資料(写真アルバム)の作成」と題して発表してきました。医療における回想法アプローチは、高齢者の患者さんとのコミュニケーションツールとして有用であることが知られていますが、大分ならではの回想法の題材の探索を行い、昨年11月に出版された「写真アルバム 大分市の昭和」で回想法について執筆したことを機会にこれまでの経験や考察を加えてお話しました。質疑応答では既に上記の本をお買い求めになられて介護施設で使用されている方をはじめ、多くの意見交換をすることができて、大変嬉しかったです。

 

大分県緩和ケア研究会では、佐賀県医療センター好生館緩和ケア科部長の小杉寿文先生による『治療と療養を支える緩和ケア~好生館の取り組み~』や、別府溝部学園短期大学幼児教育学科准教授の齊藤友子先生による『緩和ケアにおける援助的コミュニケーション~傾聴の理論と方法について~』の教育講演もあり、大変勉強になりました。会長の山岡憲夫先生、座長の大分大学医学部附属病院緩和ケアセンター長の奥田健太郎先生、事務局の加藤泰子様をはじめ、関係各位に心から御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

                     (文:森本)