ヒートショック

こんにちは。

 

写真は我が家の祖母と散歩道です。先月の衆議院選挙の時に一緒に散歩をしてきました。たまにはノンビリと家族と過ごすのもいいですね。 

 

さて、冬場に家庭で起きやすい事故の1つとしてとして「ヒートショック」という現象があります。

ヒートショックとは急激な温度差により体が受ける影響です。暖房の効いた部屋から廊下など温度差が激しいところへ移動した際に急激な血圧や脈拍の変化が起こり、脳卒中や心筋梗塞につながってしまうリスクがあります。 

ヒートショックの影響を受けやすいのは高齢者、高血圧症、糖尿病、動脈硬化症、肥満症、呼吸器疾患や不整脈の既往がある方です。高齢者が家庭の中で亡くなる原因の4分の1を占めているとも言われています。暖房器具のない廊下やお風呂場周辺で起こることが多いため、温度差がなくなる工夫が大事です。小さな簡易式の暖房器具を脱衣所やトイレに設置するだけでリスクを小さくすることができます。

まだまだ寒い日が続きますが、家庭内の環境を安全に保ちましょう。

                        (文:リハビリ課職員)